人が築いてきた町を、人の力で未来へ。
小布施町の家庭から出る可燃ごみには、古紙などの資源化できるものが約3割混ざっています。 資源として回収されることでごみが減るだけでなく、一部、古紙や金属類などは町の収入にもなります。 令和4年度から、町ではツルヤ小布施店駐車場での「サタデーリサイクル」など、資源の回収機会を増やす実証実験を開始しており、資源ごみ回収率の向上を目指していきます。 またきれいな古着・家具・食器類・おもちゃなどは、必要としている方に再利用していただけるような循環の仕組みづくりも目指します。
#サタデーリサイクル
これまで小布施町では月1回の全町での資源回収と、同じく月1回の自治会ごとの資源回収という体制でしたが、実施時間帯が限られている、実施場所がわかりづらいなどから、アクセスできていない町民も一定数いると考えられていました。そこで町民の誰もが場所がわかり、買い物という生活の動線上にあるツルヤ小布施店にて、資源回収を実施できないか検討し、店舗のご協力を得て実証を実施しました。2022年8月~11月の第一土曜日に、ガラス瓶・古紙類・缶および金属類の回収をツルヤ小布施店の駐車場にて行いました。ペットボトルおよび白色トレイはツルヤ小布施店に常設の店頭回収があることから、店舗のご協力を得てそちらをご利用いただきました。4回の実施で、累計660人にご利用いただきました。
#リユース品回収の実施
10月・11月のサタデーリサイクルと同時開催で、町民有志によるリユースイベント「0円マルシェ」の実行委員会の協力のもと、衣類のリユース交換を実施しました。2回の実施で約10キロの古着をリユースすることができました。今後、町内で「まだ使えるけれど自分にはもう必要ない」ものをリユース用品として回収し、町内外でリユースするための仕組みを検討してまいります。
温室効果ガスを出さない町
ごみを出さない町
災害に備える町
訪れる人もサステナビリティを感じる町